こんにちは!いつも診療でお忙しい日々を過ごしている皆さま、本当にお疲れさまです。
これまでこのコラムでは、診療圏調査や立地選び、資金計画、設備投資の考え方など、動物病院開業に必要な要素をお伝えしてきました。
現在、それらの考え方を実際に活かしながら、新宿エリアと巣鴨エリアで動物病院の新規開業支援が進行しています。
―――
どちらも、開業を目指す先生が主体となり、
診療圏データ、競合環境、家賃と収支のバランスなどを整理しながら、
「この場所で、この病院は成り立つのか」を一つずつ確認している段階です。
机上の検討ではなく、実際の物件、実際の数字を前にしながら、現実的な判断が積み重なっています。
―――
新宿は、昼間人口が多く、人の流れが非常に活発なエリア。
巣鴨は、居住人口が安定し、かかりつけニーズが強い地域です。
同じ東京でも、診療圏の性格が違えば、
適した診療時間、設備の優先順位、病院の役割も自然と変わってきます。
―――
これまでお伝えしてきた
「診療圏を見てから立地を考える」
「競合の数より、ポジションを見る」
といった考え方は、今まさにこの2つの開業計画の中で使われています。
すでに、
・診療圏データの整理
・競合病院の確認
・家賃と売上のバランス検討
・初期投資の考え方
といった実務レベルの検討が進み、開業の輪郭が少しずつ見え始めています。
―――
新宿と巣鴨で進んでいるこの開業計画は、
今後もこのコラムの中で、実際の進行に沿ってお伝えしていく予定です。
開業を考えている先生にとって、
「検討がどう形になっていくのか」を具体的に感じられる材料になればと思っています。
また次回、この続きでお会いしましょう!