全国の犬登録頭数で見る市場動向

☆全国の犬登録頭数から見る市場動向☆

こんにちは!いつも診療でお忙しい日々を過ごしている皆さま、本当にお疲れさまです。

今日は、最新のデータをもとに、開業を考えている先生方に向けて市場動向をお伝えします。

<国内の犬の数は減少傾向に?>

動物病院の開業を検討する際、ターゲットとなるペットの数は重要な指標となります。

都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等|厚生労働省によると、日本国内の犬の登録頭数は近年減少傾向にあります。

2023年度(令和5年)時点での登録頭数は 約605万頭 であり、ピーク時(平成20年前後の約680万頭)から減少しています。

<開業検討時のポイント>

  1. 地域ごとのペット飼育率を確認
    登録頭数の分布で見てみると、最も登録頭数が少ないのは東京都で人口100人あたり登録頭数が3.81頭、
    一方、登録頭数が最も多いのは香川県で人口100人あたり7.23頭となっています。
    都市部では飼育環境が限られるため犬の飼育率が低い傾向にあり、地方では比較的高いことが多いです。
    開業候補地のペット登録数を自治体のデータで確認することが重要です。
  2. 犬の高齢化と診療ニーズの変化
    登録数は減少傾向ですが、ペットの平均寿命は伸びており、高齢犬の医療ニーズ(腫瘍治療、整形外科、歯科ケアなど)が高まっています。

  3. トータルケアの提供
    動物病院に求められるサービスは診療だけでなく、しつけ相談、フード・サプリメント販売、トリミングなど多岐にわたります。
    多様なサービスを提供することで経営の安定化につながります。

<おわりに>

犬の飼育頭数が減少する中でも、ペットの家族化により高品質な医療サービスの需要は高まっています。

開業を成功させるには、地域の特性を把握し、診療だけでなく多様なニーズに応えることが重要です。

市場調査をしっかり行い、理想の動物病院づくりを進めていきましょう!

それではまた次回お会いしましょう!