夏はリスク?チャンス?動物病院の“季節戦略”を考える

☆夏はリスク?チャンス?動物病院の“季節戦略”を考える☆

こんにちは!
今回は、「夏の動物病院経営」をテーマにお届けします。

春の予防シーズンほど目立った動きはないものの、
実は夏にも、開業後の信頼づくりにぴったりの“動きどき”があるのをご存じでしょうか?

__夏といえば、動物たちにとっても人間にとっても、ちょっと過酷な季節。
動物病院にとっては、注意すべき点も多い一方で、うまく活かせば“チャンス”にもなる時期です。

今回は、そんな夏の特徴を活かして、
病院としてできること・伝えられることを考えてみたいと思います。

開業準備中の方も、季節による来院傾向やサービスの需要を知っておくと、立ち上げ後の運営に役立ちます。


■ 夏に増える来院理由とは?

夏場に特に多く見られる症例には、以下のようなものがあります。

  • 熱中症:室内でも起きることがあり、命に関わる重症例も

  • 外耳炎・皮膚炎:湿度が高くなり、菌やカビのトラブルが増加

  • フィラリア・ノミ・ダニ予防:虫の活性が高まる季節

  • 食欲不振・消化不良:エアコン環境や水分不足の影響で

これらは飼い主が不安を感じやすく、積極的に相談したいと考える時期でもあります。


■ “夏のうち”にできる信頼づくり

開業直後、もしくは夏前後にプレオープンする場合は、
この季節特有のサービスや情報提供を通じて、地域との関係構築が期待できます。

  • 夏季限定の「健康チェックキャンペーン」

  • ノミ・ダニ予防の啓発とセット料金の提案

  • 夏休み期間の「ペットホテル併設」や「短時間預かり」

  • 熱中症対策のパンフレットやSNSでの情報発信

“行動が早い病院”という印象は、飼い主の信頼につながりやすくなります。


■ まとめ

夏は、トラブルも多い分、動物病院の存在意義が強く感じられる季節です。
開業時期が夏にかかる方もそうでない方も、こうした季節の特性を知っておくことで、
年間を通じた診療の設計がより具体的になります。

“暑いからこそできること”、ぜひ見つけていきましょう!